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ベインキャピタルが買収へ
赤字により経営難に陥っていたワークスアプリケーションズが2019年6月21日「会社分割(吸収分割)及び新設会社株式の譲渡に関するお知らせ」を発表しました。米投資会社のベインキャピタルが企業向けソフトウエア開発のワークスアプリケーションズ(東京・港、牧野正幸最高経営責任者=CEO)に1000億円規模の資金支援を検討していることが21日明らかになりました。
ワークスアプリケーションズ 決算公告(第22期)
売上高:398億3200万円
売上総利益:55億100万円
営業利益:▲98億9600万円
経常利益:▲100億4100万円
当期純利益:▲179億5700万円
利益剰余金:▲142億9800万円
3期連続赤字の決算、損益推移
2016年6月期
売上高408億円
営業利益▲1.5億円
経常利益▲7.1億円
当期純利益▲22億円
2017年6月期
売上高501億円
営業利益1.7億円
経常利益▲9.4億円
当期純利益▲29億円
2018年6月期
売上高453億円
営業利益▲86億円
経常利益▲92億円
当期純利益▲170億円
2018年6月期に100億円の資金調達に成功
50億円の増資を引き受けたのがシンガポールのファンドACA グループ。
過去の実績
2017年にアメリカの調査会社が発表した「働きがいのある会社」という調査において1位を獲得。さらに「後輩にお勧めしたいインターンシップ」ランキングでは6年連続1位に輝いた実績がある。主な事業内容は大手企業向けERPパッケージソフト「HUE」および「COMPANY」の開発、販売、サポートです。
牧野正幸CEOの著書「「働きがい」なんて求めるな。 」
「ゼロ」から「イチ」を生み出す人材を目指せ!「やりがい」のある仕事に満足してはならない。それは、与えられた「やりがい」だからだ。人は、自分が「成果を出せていない」と感じる“スランプ”の時のみ成長できる。