もし、あなたの会社が、副業禁止でかつ、離職率の高い会社だとすると、
おそらく、経営者が、従業員が外の世界を見ることにビビっているのかもしれません。
皮肉なことに、経営者が社員を縛ろうとすればするほど、窮屈に感じ、会社を去っていく人がいるのもめずらしくありません。
経営者はビビっているのです。
「副業解禁して、業績が下がったらどうしよう」
「本業に支障をきたしたらどうしよう」
「転職をするきっかけになったらどうしよう」
→このように自分の会社のことばかり考えて、従業員の幸せの実現は後回しに考えている経営者がいるのも事実です。
ワークライフバランスなんて言葉は通用しません。個人の実現したいことが、会社の中で実現できるのに越したことないですが、
会社で実現できないことも多々あります。これは事実です。なので、経営者は目をそむけてはなりません。ましてや、従業員の幸せを阻害する存在になっていることに気付いてください。
会社での自己実現を強要することをマインドセットといえます。その結果、会社への気持ちはどんどん離れていき、自分のやりたいことを実現すべく、会社を離れるのです。
これからの多種多様な価値観を受け入れていく覚悟がなければ、従業員は一生、幸せにならないでしょう。
経営者の夢をかなえるために、働かされていることに、気付かなくてはなりません。
さて、少し話は変わりますが、
年収を上げるには、どうしたらいいでしょうか?
①職を変えるか
②収入を上げるか
③投資をするか。
④職を増やすか。
などが考えられますよね。
政府が進めている「働き方改革」によって、残業ができなくなってくると、時間は増えるかもしれませんが、残業しない分、収入が減ることになります。
今年1月には、厚生労働省から「副業・兼業の促進に関するガイドライン」が発表されました。
こういった、時代の変化の中、副業をしてもいいという企業が増えてきております。これからの時代において、複数の仕事を持つ、すなわち複業は
世の中にどんどん、受け入れられつつあり、近年、ますます増えているフリーランスのように、多種多様な働き方がこれからも増えていくと思います。
今日は、新しい時代の象徴ともいえる副業可能な会社を一覧にしてご紹介します。そして、おすすめできる会社を紹介するにあたって、客観的な観点で見えるように
時価総額の順で、並べていきます。会社規模もまた、副業可能な会社を選んだり、探したりするうえで重要になると思うからです。
この記事さえ見ていただければ、2018年の副業可能な会社を網羅していると言っても過言ではないでしょう。
それでは、ぜひ、おすすめの副業がOKな会社まとめを参考にしてください。
目次
ソフトバンク
時価総額 9.30兆(2018年5月21日時点)
2017年10月12日。働き方改革の一環として、社員の副業を解禁すると発表しました。
リクルート
時価総額:4.95兆 (2018年5月21日時点)
日産自動車
時価総額 4.83兆(2018年5月21日時点)
花王
時価総額 3.94兆(2018年5月21日時点)
ヤフー
時価総額 :2.29兆(2018年5月21日時点)
ユニ・チャーム
時価総額 2.00兆(2018年5月21日時点)
LINE
時価総額 :9586.31億(2018年5月21日時点)
サイバーエージェント
時価総額 :7585.60億(2018年5月21日時点)
セガサミーホールディングス※条件あり
時価総額 5050.37億(2018年5月21日時点)
2018年4月から、グループの一部企業で、副業制度「JOB+」(ジョブプラス)を導入したと発表しました。対象は、勤続3年以上の正社員です。
希望者は、会社の許可を得た上で、業務時間外・休日に副業ができます。
本社機能を8月から「住友不動産大崎ガーデンタワー」(品川区)にまとめるようで、会社として、大きく変わる1年になりそうです。
コニカミノルタ
時価総額 5267.92億(2018年5月21日時点)
新生銀行
時価総額 5038.64億(2018年5月21日時点)
ロート製薬
時価総額 4222.12億(2018年5月21日時点)
DeNA(ディー・エヌ・エー)
時価総額 3275.59億
2017年10月2日より、社員の副業を解禁しました。
エイチ・アイ・エス※条件あり
時価総額 2593.59億(2018年5月21日時点)
他社の従業員として働くような雇用関係が発生する勤務は対象から外し、引き続き副業禁止のようです。
あくまで、個人でできる副業の範囲を超えないようにするといったところでしょうか。
メルカリ
時価総額は2000億円規模? 6月上場予定
ソウルドアウト
時価総額 543.42億(2018年5月21日時点)
オプトグループの会社です。
クラウドワークス
時価総額 307.85億(2018年5月21日時点)
サイボウズ
時価総額 292.81億(2018年5月21日時点)
青野慶久社長が「副業禁止を禁止せよ」と強く主張していましたが、こういった活動をきっかけに、働き方改革を掲げる安倍内閣が一気に「副業解禁」に舵を切ったのかもしれません。
ライフネット生命
時価総額 269.02億
2018年5月18日、副業・兼業希望者を採用する新たな枠組み「複業採用」を始めたと発表しました。
採用段階から副業希望者を募り、多様な人材の獲得を目指すようです。
その他のベンチャー企業
株式会社エンファクトリー
株式会社LiB(リブ)
株式会社ウィルゲート
株式会社キャスター
株式会社フィードフォース
トレンダーズ株式会社
株式会社Goodpatch(グッドパッチ)
株式会社LIG
matsuri technologiess株式会社
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