未上場ベンチャーの株式会社フロムスクラッチの決算、業績(売上・利益)を見てみる

フロムスクラッチ 企業分析

株式会社フロムスクラッチってどんな会社?

プラットフォーム『b→dash』の開発、並びに導入支援。アドテクノロジーインターネットネット広告代理店を行っている。

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■会社概要
・会社名:株式会社フロムスクラッチ
・代表者:代表取締役 安部 泰洋
・所在地:東京都新宿区西新宿7丁目20番1号住友不動産西新宿ビル17階
・設立:2010年4月
・事業内容
– マーケティングプラットフォーム「b→dash」の開発、並びに導入支援
– 人工知能を用いたマーケティングソリューション開発
– マーケティングテクノロジー領域の基礎研究・開発

100億円の大型調達

米大手投資会社のKKR(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)やゴールドマン・サックスなどが出資に応じた。

シリーズDラウンドにおける第三者割当増資の引受先となったのは既存投資家のDNX Ventures、Rakuten Ventures、リンクアンドモチベーションと、新規投資家としてKKR、ゴールドマン・サックス(ジー・エス・グロース・インベストメント合同会社)、ジャパン・コインベスト、大和企業投資、SFV・GBの合計8社。

最終損益は12億4,400万円の赤字

株式会社フロムスクラッチ 第8期決算公告

株式会社フロムスクラッチ 第8期決算と業績
平成29年12月

利益剰余金  :▲17億9,400万円
当期純損失  : 12億4,400万円

株式会社フロムスクラッチ 第7期決算公告

株式会社フロムスクラッチ 第7期決算と業績
平成29年8月23日

利益剰余金  :▲6億5500万円
当期純損失  : 5億3000万円

マーケティングプラットフォーム「b→dash」について

「b→dash」は、企業が保有するユーザーデータ・広告データ・購買データなど、マーケティングプロセス上に存在する全てのビジネスデータを、一元的に取得・統合・活用・分析するSaaS型マーケティングソリューションです。b→dashの最大の特徴は、データの取得はもちろん、取り込み、統合、加工、そしてデータの活用に至るまでのすべての機能をオール・イン・ワンで提供している点です。これまでに、キリン、岡三オンライン証券などが同プラットフォームを導入しています。

料金はプラットフォーム開発費用が約500万円〜、月額費用が60万円〜となっています。

NTTデータが、電気事業者向けデジタルマーケティングおよびデータ活用支援で協業

フロムスクラッチのマーケティングプラットフォーム「b→dash」を活用したデータ・デジタルマーケティングによる企業の経営改革の支援、ならびにNTTデータの提供する電気事業者向けクラウドサービス「ECONO-CREA®」との機能連携による、データ活用支援を行う。

資金調達と株主

2017年には産業革新機構、Rakuten Ventures Japan fund等を対象に、総額約32億円の第三者割当増資を実施しました。これにより「b→dash」をリリースした2014年10月以降の累計調達総額は約45億円となりました。
フロムスクラッチは2015年5月に約3億円を、続いて11月に約10億円を調達しており、同社の累計調達金額は約45億円となっています。
北米を主な活動拠点とするDraper Nexus Venture Partnersをはじめ、伊藤忠テクノロジーベンチャーズや電通デジタル・ホールディングス、グローバルブレイン、日本ベンチャーキャピタルらから約13億円の資金調達を実施しています。2014年5月には非公表ですが、リンクアンドモチベーションから資金調達を行っております。

「学生が本当に行ってよかったINTERNSHIP AWARD 2018」

株式会社リブセンスは「学生が本当に行ってよかったINTERNSHIP AWARD 2018」を初開催しました。
【テーマが興味深かった部門】では、
「実践的・刺激的・独創的などテーマそのものが興味深く、様々な気付きを得た」と評価された企業として
1位に株式会社フロムスクラッチが選出されました。

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