ジャパンマリンユナイテッド株式会社の第17期決算公告

ジャパンマリンユナイテッド 企業分析

2013年1月1日、マーケティング力を強みに持つユニバーサル造船株式会社(JFEホールディングス子会社)と、技術力を強みに持つ株式会社IHIマリンユナイテッド(IHI子会社)が経営統合し、
ジャパン マリンユナイテッド株式会社(JMU)が誕生しました。

1853年(嘉永6年)に徳川幕府により開設された石川島造船所に始まり、150年以上の歴史を有するIHIマリンユナイテッド。
約100年にわたり船造りを行ってきたNKKと日立造船の船舶・海洋部門が統合して生まれたユニバーサル造船。

2013年にその両社が統合し、ジャパン マリンユナイテッドという社名には、「日本の造船連合として、世界の造船業のリーディングカンパニーを目指す」という強い想いが込められています。

ジャパンマリンユナイテッド株式会社の第17期決算公告

売上高 2541億円
営業利益 39億円
経常利益 11億円
純利益 12億円
利益剰余金 ▲377億円
純資産 674億円
総資産 2785億円

決算末日売上高純利益利益剰余金総資産
2019年03月31日2541億円12億円▲377億円2785億円
2018年03月31日2861億円▲698億円▲398億円3483億円

事業内容

商船・艦船・海洋浮体構造物等の設計、製造、販売等

●商船事業
タンカー、コンテナ船、ばら積み船、LNG-LPG船、自動車運搬船、フェリーなどの建造・修理を行い、世界の海上物流に貢献します。

●艦船事業
艦艇、巡視船、特殊船等の建造・修理を行い、海上安全や国土保全に貢献します。

●海洋・エンジニアリング事業
これまで培ってきた技術をもとに、国内外の造船所での建造支援や洋上浮体設備の設計等を行います。また、洋上風力発電システムなど、新たな海洋空間利用・環境対策にも取り組みます。

●ライフサイクル事業
ジャパン マリンユナイテッドのグローバルネットワークのもと、新造船から解撤までの“船のライフサイクル”に必要とされる様々なソリューションを提供します。

沿革

[日本鋼管]1912年 日本鋼管設立
1940年 日本鋼管と鶴見製鉄造船が合併
1988年 呼称を日本鋼管からNKKに統一

[日立造船]1881年 大阪鉄工所創立
1943年 日立造船に改称

2002年 日立造船とNKKの造船部門が経営統合し、ユニバーサル造船発足
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[IHI]1853年 石川島造船所創設
1893年 東京石川島造船所に社名変更
1945年 石川島重工業に社名変更
1960年 石川島重工と播磨造船所の合併により石川島播磨重工業(IHI)発足

[住友重機械工業]1893年 浦賀船渠設立
1969年 住友重機械工業設立

1995年 IHIの船舶部門と住友重機械工業の
艦艇部門の共同出資によりマリンユナイテッド(MU)設立

2002年 IHIの船舶海洋事業が分社化、MUと統合し
アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド(IHIMU)に社名変更
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2013年 ユニバーサル造船とアイ・エイチ・アイ マリンユナイテッドが経営統合
ジャパン マリンユナイテッド操業開始