【2020年】有名個人投資家・片山晃氏の保有銘柄を見てみる

五月 企業分析

バイトで貯めた65万円をわずか7年半で25億円にふやした究極の個人投資家「片山晃」さん。ネットでは「五月(ごがつ)」のハンドルネームでも知られる。2019年は1社だけ、大株主として株を保有している。

片山晃氏の著書「勝つ投資負けない投資」は、必読です。

4584 ジーンテクノサイエンス

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3.35%
92万株

日経マネーに片山晃さん登場!

片山晃氏の名言

同じ上方修正という情報でも受け手によってその見え方が全く異なることがあるのです そこに大きな利益のチャンスが潜んでいます そのためにも日頃から幅広い分野の情報を総合的に収集しておくことは投資家にとって必須の行動となります 片山晃
目論見が外れたら、ポジションを外すと言いましたが、実行しにくい理由の一つに銘柄への拘りがあります 調べ上げ、買うときに上がると思った投資アイデアです それを捨てるのはもったいないという気持ちは誰しもあるはずです その時に重要になるのが代替案がどれだけあるかということです 片山晃
上がらない株、含み損の株を長く持ち続けることを「塩漬けにする」といいますが、日ごろから常に新鮮な投資アイデアを求めるようにしておけば、塩漬け銘柄をつくるリスクは格段に抑えられるはずです 片山晃
ラオックスのような劇的な株価の変化がなぜ起きたのか ラオックス株が投資家からは完全にノーマークの存在だったからです ずっと赤字で誰からも見放されていたからこそ、そこに起きた変化がサプライズとなって株価に現れたわけです 時価総額の大きな大企業の株ではほとんど起こりえません 片山晃
時価総額が小さい小型株となるとプロのアナリストもついていませんし、業績の一挙一動を見ている投資家の数もそれだけ減ってきます こういった企業は普段何をやっているのか外からはなかなか見えづらいため、決算短信の内容に意外性があることが多くなります 片山晃
誰でも知っているような大企業の業績がいきなり2倍になることは売り上げ規模的になかなか難しいですが、まだ売り上げが数十億、数百億レベルの企業であれば、数年で業績が2倍、3倍になることは十分に起こりえます そうした業績変化率の高さにおいても、中小型株には大きな魅力があります 片山晃
買い値から2倍で売れた投資があったとしても、利食いまで5年かかったとすると、一年あたりの利益は20%ということになります 一方で3か月で10%の利益が出せた投資があれば、一年で40%のリターンが出ることになりますから、先程の5年で2倍よりも効率のよい投資と考えられます 片山晃
多くの人は損をすることが悪いことだと考えているかもしれません でも本当に一番ダメなのは上がりもせず下がりもせずただ時間だけが経過していってしまうことです 片山晃
僕が新規に投資する時にはその株がいつ上がるかということを必ず想定してから入ります 「この株価で買っておけばいつか上がるだろう」という考え方も否定はしませんが「勝つ投資」を目指すうえでは御法度です 片山晃
買ってから何も動きがなかったというのでは少なくとも株価的には次の行動を起こす材料がないわけですから、ポジションの動かしようがありません その間にも相場では次々に新しい動きが出ているのに、そういう動かない株に資金を拘束されていることによって機会を逃すことになってしまいます 片山晃
誰が考えてもそうなるだろうなというストーリを提示できる企業の株は素直に上がっていきます 逆に決算の数字をこねくり回してようやく浮かび上がってくるようなマニアックなアイデアは理解してもらうのに時間がかかりすぎてしまうことがあります 片山晃
ある銘柄がダメになったとしても、それと同じぐらい優れたほかの銘柄が頭の中にある人は容易に乗り換えを検討できるはずです ところが練りに練った唯一のアイデアが外れてしまった場合、次がないので、どうにかして今あるアイデアで押し切れないかとその銘柄を持つ理由を探してしまうのです 片山晃
ファンダメンタルズベースでやる場合は当初想定したストーリーに狂いがないか株価の大きな方向性が間違っていないかだけに注意を払っておけばよく、それ以外の個人的な理由で大切なポジションを手放すようなことだけは極力すべきではありません 片山晃
単なる運否天賦、コインの裏表のようなギャンブルではなく、緻密な調査と分析に裏打ちされた割のいい勝負であれば、相応のリスク量を取るべきだと僕は考えます なぜなら、そのような投資の機会は決していつでも巡ってくるものではないからです 片山晃
若くして、億を稼いだ投資家の話を聞くと、まだ資産がそこまで大きくなかった頃には、一気に時間を縮めるようなジャンプアップとなる勝負に成功しているケースが結構あるような気がします 時間の見極めは大切ですが、行くときには行くと言う考え方もある程度必要なのではないでしょうか 片山晃
人間の心は弱いもので負けが込み始めると途端に怖くなって弱気になってしまいます そうすると行くべき時に入れずに後追いのエントリーが増えて、耐えるべき時に耐えられない狼狽の損切りが頻発し出します それでますます勝てない負のスパイラルに陥ってしまうのです 片山晃
どうでもいいリスクを取ってはいけません あくまでもこれはいけると本当に思えるものにしか手を出さないことです そうやって、うまくいっている間はとことん図に乗って勝負を繰り返していくのが僕のやり方です 片山晃
負のスパイラルから抜け出すには、勝負金額を小さくして恐怖を取り払い、まずは正常な判断を取り戻すことです 負けても大したことのない額だと思えば、さすがに本来のやり方ができるようになるので、その状態で自分はちゃんとやれば勝てるのだということを自分自身に思い出させてやるのです 片山晃
真の上級者は「今はどのやり方が有効な相場なのか」を常に考えて、最適なアプローチに切り替えることができます その相場の変化に対する嗅覚や対応力が、勝ち続けられる人とそうでない人を分け隔てる部分なのではないかと思います 片山晃
誰のためでもなく自分のために投資をしているのですから、自分の求めるリターン取るべきリスクはどこまでかを把握した上で適切な努力を行い、投資との最適な距離感を保ちながら続けていくことが大切です 片山晃
人間ですから、他人と比べてしまうのは仕方ないことです 目指すゴール、なりたい投資家像から逆算して必要なリターンや投資スタイルが決まってくるのですから、そこに対して自分が必要なことをきちんとできていればそれでいいのです 片山晃
僕の現在の主な投資手法は小型の成長株がその頭角を現し始める初動を捉えて集中的に投資するというものです これをやるには普通の人があまり見ていないような小さな株を常にウォッチしながら、世の中の次のトレンドはなんだろうかということを考え続ける必要があります 片山晃
だからといって盲目的に銘柄を信じて損切りせず、長期保有すればいいということでもありません 「信じることは疑うことを止めること」 これは僕の敬愛する偉大な投資家の名言ですが、投資においては疑うことを止めた瞬間に大損のカウントダウンが始まっています 片山晃
大事なポイントはそのPERが将来どのように変わっていくかということです もし今のPERが30倍でも、翌年その2倍の利益をあげる事ができればPERは15倍に下がり、さらに倍の成長が続くなら2年後にはPERが7.5倍まで下がります 片山晃
トレードに向いている人にはためらいがありません 下がると思えば売る 損切りした株でもまた上がると思えば躊躇なく売値より高いところで買う 普通の人が心理的にやりにくいようなことを合理的に処理していけるのがトレード適性の高い人です 片山晃
それでもどうにかして投資で勝ちたいという人には次の3つの選択肢が考えられます 1あまり適性がないことを自覚して無理のないリターンを狙う手法を磨く 2信頼できるプロを見つけ、自分の代わりに運用してもらう 3勝つために自分自身を殺し、勝てる性格に近づける 片山晃
冷酷かもしれませんが、投資に向いていない人というのは現実に存在すると思います ただそういう人はスポーツやアートの分野に向いているかもしれないし、企業やビジネス才覚を発揮するかもしれません たまたま投資に向いていなかったというだけで、ほかの分野に目を向ければいいだけです 片山晃
投資で利益が得られる3つのパターン 1優等生が100点満点を取り続けるパターン(カルビー、エムスリー、コスモス薬) 2優等生が期待外れの点数を取ってしまうパターン(一時的に下がった株価が戻る過程で利益を得る) 3落第生が期待以上の点数を取るパターン 片山晃
純資産というものは一年やそこらで大きく変わるものではありません ということは、今たまたま自分が見つけて 「この銘柄はPBRが0.3倍だから安いぞ」と思ったとしてもそのことはほとんど意味はないわけです 一年前も純資産で見れば割安だったし一年後も同じように見えるはずです 片山晃
変化とは何か いくつか考えられますが決算短信で出てくる業績数値でしょう 安定して10%の売り上げ成長を続けていた企業がある年に20%の売り上げの伸びを見せたらそれが変化です 大事なのは変化の中身です 円安によって売り上げが伸びただけなら変化ということはないでしょう 片山晃
今の僕の割安の定義はその銘柄が将来実現すると考えられるEPSに対して株価が割安ということになります ですので、その対象は必然的に成長株になります どうやって成長株を見極めているかということなのですが、これは口を酸っぱくして言っているように変化に着目する以外にありません 片山晃