未上場ベンチャーのSATORI株式会社の決算、業績(売上・利益)を見てみる

SATORI 企業分析

目次

SATORIってどんな会社?

トライアックス株式会社の社内ベンチャー一事業から独立化したサービス
集客に強いマーケティングオートメーションツール「SATORI」400社以上が導入する国産認知度No.1です。

会社名 SATORI株式会社
特色 マーケティングオートメーションの開発・販売
業種 サービス業
本社住所 東京都渋谷区道玄坂1-9-2 SNT渋谷ビル
URL https://satori.marketing/
代表 植山 浩介
設立 2015年9月

MAツールのSATORI株式会社 第3期決算公告

当期純利益:▲1億2,977万円

利益剰余金:▲2億5,614万円

資金調達について

マーケティングオートメーション(MA)ツール「SATORI」を提供するSATORIは、インキュベイトファンド、SMBCベンチャーキャピタル、TIS、キャナルベンチャーズ、その他事業会社の増資により、総額12.2億円を調達しました。

 

SATORIの概要

SATORIは、これまでのマーケティングオートメーションに比べ「集客」「クロスチャネル」「データ分析」の面で優れたDMP連携の次世代型マーケティングオートメーションツールです。ウェブ広告、ウェブサイト、メール配信、オフラインでの接客、お客様のあらゆる動きから趣味嗜好を「知り」、お客様に適切なタイミングで「伝え動かす」ことができるようになります。 広告とメールやオウンドメディアなどをリアルタイムでつなぐことで、クロスチャネルでのOne to Oneコミュニケーションが実現でき、集客・育成・アップセルが「SATORI」一つで可能となります。

ほかのMAツールと何が違うのか?

匿名ナーチャリングを通じてリード獲得能力を最大限引き出すMAツール。大量リード獲得・匿名客にアプローチ・簡単な初期導入・格安な導入費用・成功に導く運用サポート・サービス: リードジェネレーション, リードナーチャリング, アンノウンマーケティングが特徴です。

インターフェースは日本語で、シンプルに構成されており、MA運用経験の少ない初心者マーケターにも使いやすい

データベースの設計・導入作業をする必要が無いため、ウェブサイトに計測タグを埋め込むことで即日運用をスタートできます。

匿名リードへのアプローチからのリードジェネレーション(実名リードの獲得)強化ができます。

実名リードだけでなく、匿名リードのデータも管理・蓄積し、匿名リードに対しても条件を設定してコンテンツやフォームを簡単に出し分けすることができます。

サポートが充実

担当者による運用支援を実施しています。日本人スタッフが日本語でサポートしています。

ほかにどんなMAツールがあるのか?

b→dash(ビーダッシュ)

データ統合を自社で行うため、細やかなセグメントの作成と顧客に応じたマーケティング活動が可能(データのカスタマイズ性が高い)

Marketo(マルケト)

toB、toC問わず、幅広い企業に対応が可能
導入実績は全世界で6000社以上

Adobe Marketing Cloud(アドビマーケティングクラウド)

toCがメイン
導入社数は非公開

Oracle Marketing Cloud(オラクルマーケティングクラウド)

複数のプロダクトをまとめてOracle Marketing Cloudと呼んでおり、toBならEloqua、toCならResponsysを利用する

Salesforce Marketing Cloud(セールスフォースマーケティングクラウド)

リテラシーに関係なく、誰でも使える画面設計。 toB向け。

IBM Marketing Cloud(アイビーエムマーケティングクラウド)

メールのA/Bテストが可能
アプリ/ブラウザプッシュ通知、SMS通知に対応済み

SHANON MARKETING PLATFORM(シャノンマーケティングプラットフォーム)

toB、toC問わず、幅広い企業に対応が可能。導入実績は900社以上
特徴 初期費用は高いが、月額費用は抑えめ。各種SFAツールと連携可能でき、外部ツール・サービスとの連携実績が豊富。

MAJIN(マジン)

広告配信に強い。充実した自動レポート機能を搭載。
LINE@との連携が可能。DMP連携可能。企業IP取得可能

Cross-Channel Marketing Platform(クロスチャネルマーケティングプラットフォーム)

メールの配信性能が高い。メールのA/Bテストが可能。

Kairos3(カイロススリー)

マーケティングオートメーションに必要最低限の機能のみを搭載
月額5,000円から低コストでの導入が可能。

Pardot(パードット)

SalesForce Marketing Cloudと比較すると、マーケティングよりは営業支援に役立つ機能が中心
SalesForceとの連携が強み
SalesForce経由で名刺管理ルールとの連携や企業IP取得が可能

HIRAMEKI(トライベック・ストラテジー株式会社)

サービスサイトやWebメディアとの相性が良い
リテラシーに関係なく、誰でも使える画面設計
低コストでの導入が可能

マーケティングオートメーションの機能まとめ

リードジェネレーション段階

リード獲得までの行動プロセスの解析は大半のツールで実施できることが多いです。具体的には、LPの作成やA/Bテストの実施、SEOやSNSといった顧客獲得施策の支援機能など。どこにいるかも分かっていない「お客様候補」を自社サイトへ誘導し、自社を知ってもらうためのフェーズといえます。現在獲得している顧客属性からリード化する可能性の高いユーザー属性を導き出し、そのまま広告のターゲティングに生かす機能などもあります。

リードナーチャリング段階

リード獲得後、購買、成約に結びつけるための顧客育成支援機能です。具体的には、メルマガ配信やSFA/CRM連携などがこれに当たる。自社で定義した見込み顧客層に対して広告を出し、自社サイトへと誘導します。また、RFM分析などのLTVの最大化に向けた分析機能なども備わっていいます。従来の営業プロセスだと連携しきれていなかった領域を繋ぎ、最終的なマーケティング施策全体の評価などが行えることも魅力の一つです。

シナリオ設計

「どんなリードに、どんなタイミングで、どんなマーケティング施策を行うか」という、マーケティングシナリオを設計できます。
前もってツールに設定しておくことで、最適なタイミングで、自動的にマーケティング施策を行うことができます。

スコアリング

それぞれのリードが、どの程度の見込みがあるのか、スコアを算出して見える化させる機能です。

メール配信

シナリオ設計に基づいたリードとのコミュニケーションのために、メールを配信します。
ABテスト配信や、ステップメールの配信が可能なツールも多くあります。

Webページ作成

Web広告などから訪れるリードの入り口となるランディングページや、お問い合わせやセミナー申し込みなどのフォームページを作成できる機能です。

Web行動解析

それぞれのリードが、自社のWebサイトのどのページに、いつ、どのくらい訪れたのかといった、Web上での行動履歴を見える化する機能です。

ソーシャルマーケティング

SNS(ソーシャルネットワークサービス)でのマーケティング活動を運用、管理できる機能です。

顧客管理システム連携

SFAやCRMといった顧客情報を管理するシステムとデータ連携し、見込み顧客の段階から取引開始後まで、同じ顧客に関しての情報を共有することができます。