未上場ベンチャー株式会社OKAN(オフィスおかん)の決算を見てみる

okan 企業分析

ぷち社食サービス「オフィスおかん」、ハイジーンファクターを数値化し、問題の原因と優先順位を明確にできるハイジーンファクター改善サービス「ハイジ」の2事業を展開。

株式会社OKAN 決算公告(第6期)

当期純利益:▲1億1,403万円
利益剰余金:▲3億5,002万円

総額7億円の資金調達

2018年8月。出資をしたのはグローバル・ブレインと楽天(楽天ベンチャーズ)、既存株主でもあるYJ キャピタル、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル。2014年にサイバーエージェント・ベンチャーズとオイシックスから、2015年にもYJ キャピタルなど4社から資金調達を実施。今回も含めると累計の調達額は約10.5億円になる。

会社概要

会社名:株式会社OKAN
代表者:沢木恵太(さわきけいた)
住所:〒151-0053東京都渋谷区代々木1-58-1石山ビル4階
設立年月:2012年12月10日

おかんについて

添加物

食品添加物についても保存料や合成着色料不使用といった厳しい自主基準を設けているよう。

料金

初期導入費用0円のよう。

メリット

1. 管理栄養士監修のお惣菜を提供

お総菜・ご飯・ドリンクなど添加物を控えた約20種類の商品を職場に配送してくれる

2. 配送員がお惣菜や資材を全て管理

在庫管理・賞味期限管理・現金管理・ニーズ調整を配送員が行うため、運営負担なく導入可能

3. 従業員の採用率・定着率のアップ

福利厚生を整えることにより従業員の採用率を上げ、定着をはかる

導入実績

累計で1500社以上に導入されている

代表取締役 CEOは沢木 恵太(さわき けいた)氏

1985年長野県生まれ。中央大学商学部卒業後、フランチャイズ支援および経営コンサルティングを行う一部上場企業に入社し、新規事業開発に携わる。その後、Web系企業の事業責任者を経て、教育系ベンチャーのスタートアップメンバーとして参画。2012年12月に起業。2013年より個人向けお惣菜定期仕送りサービスを開始。2014年に法人向けぷち社食サービス「オフィスおかん」をスタート。今年1月には、“働きつづけやすさ”を見える化するツール「ハイジ」β版をリリース。働くヒトのライフスタイル支援の事業展開を続けている。