未上場ベンチャーの株式会社トレタの決算、業績(売上・利益)を見てみる

トレタ 企業分析

「トレタ」とは

店舗オペレーションを圧倒的に効率化する飲食店向け予約/顧客台帳管理サービスの”業務用ITツール”です。「トレタ」のリリースから約6年、導入店舗数を伸ばし、予約台帳サービスで業界シェアNo.1(※2016年、シード・プランニング調べ)を獲得後も、継続率99%の信頼を頂いています。

「トレタnow」

「トレタnow」は飲食店の直前予約に特化したアプリです。現在地から最短10分後に入れるお店が検索でき、ボタンひとつで予約完了。ナビに従いお店に着いたらサッと入店できます。
「トレタ」の空席情報とリアルタイムで連携。ユーザーの突発的な予約のニーズと飲食店の空席在庫のマッチングを自動化しました。ユーザーと飲食店、双方の利便性を実現したサービスです。

会社概要

2019年10月には社員数も150名をこえるなど、トレタは急成長のフェーズにいます。

会社名株式会社トレタ
事業内容飲食店向け予約/顧客台帳サービスの開発・販売
所在地東京都品川区西五反田7-22-17 TOCビル8F
設立日2013年7月
代表中村 仁
資本金15億9,996万7千円

創業者の中村仁氏について

パナソニック、外資系広告代理店オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパンを経て2000年に西麻布で飲食店を開業。
立ち飲みブームのきっかけとなった「西麻布 壌」を皮切りに、とんかつ業態「豚組」、豚しゃぶ業態「豚組しゃぶ庵」などの繁盛店を世に送り出す一方、ツイッターを活用した集客で2010年に「外食アワード」を受賞。
2011年、料理写真を共有するアプリ「ミイル」をリリースしたのち、2013年に株式会社トレタを設立し現在に至る。
現在も「スクーリングパッド」をはじめ数々の飲食店向けセミナーの講師も務めている。
著書に『右向け左の経営術』『小さなお店のツイッター繁盛論』など。

第6期決算と業績

利益剰余金  :▲21億7,711万円

当期純利益  :▲9億1,085万円

決算期
(百万円)
15/12
(第3期)
16/12
(第4期)
当期純利益△328△579
利益剰余金△567△579

資金調達と株主

2016年9月にEight Roads Ventures Japanをリード投資家とした、7社を引受先とした第三者割当増資を実施し、総額12億円の資金調達しました。

取締役COO兼CFOは吉田 健吾(よしだ けんご)さん

株式会社paperboy&co.(現:GMOペパボ株式会社)において事業責任者、新規事業の立ち上げや子会社の設立などを担当する一方で、上場プロジェクトや経営理念/CI策定プロジェクトも取締役として牽引しました。その後2014年7月、取締役COOとして株式会社トレタに入社。

3つのバリュー

「Issue First」

課題の本質を見極め、もっとも効率的で合理的な方法で根本からの解決を図ろう。

「Respect All」

本当に価値のある仕事は、決してひとりでは実現できない。相手を尊重し、「敬意」を伝え、誰に対してもフェアであろう。

「Dive!」

私たちの仕事は「行動」がすべてである。どんなに深く考え、どれほど謙虚であっても、それだけでは意味がない。たとえるならば「ファーストペンギン」。群れの先頭を進み、崖から海に飛び込む最初のペンギンでありたい。

FOODIT TOKYO 2018(フーディット トーキョー 2018)」

FOODIT TOKYOは外食産業の未来が生まれる場を作ろうという趣旨で生まれ、日本が世界に誇る外食産業のリーダーが一堂に集結し、テクノロジーの最新動向をシェアし、未来への建設的議論を行う場として2015年より毎年開催しています。

日時 : 2018年9月13日(木) 11:50~19:00

会場 : 東京ミッドタウンホール(所在地:東京都港区赤坂9-7-1 B1F)

登壇者: 秋元 巳智雄氏(株式会社ワンダーテーブル 代表取締役社長)

小国 士朗氏(注文をまちがえる料理店 発起人)

菊地 唯夫氏(ロイヤルホールディングス株式会社 代表取締役会長(兼)CEO)

楠本 修二郎氏(カフェ・カンパニー株式会社 代表取締役社長)

中村 仁(FOODIT TOKYO 実行委員長/株式会社トレタ 代表取締役)

堀江 貴文氏(SNS media&consulting株式会社 ファウンダー)

本田 直之氏(レバレッジコンサルティング株式会社 代表取締役)

益子 陽介氏(Pizza 4P’s Corporation 代表) ほか(五十音順)

来場者: 飲食店関係者、飲食店向けIT事業者、その他 約1,000名を想定

2018年 日本テクノロジー Fast50 にて16位、成長率297.74%を記録

株式会社トレタは、有限責任監査法人トーマツが発表したテクノロジー・メディア・テレコミュニケーション業界の収益(売上高)に基づく成長率のランキング「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 2018年 日本テクノロジー Fast50」において、成長率297.74%を記録し、50位中16位にランクインしました。2016年から3年連続のランクインとなります。