アカツキ、東京ヴェルディ主要株主に

東京ヴェルディの財務状況は？決算公告を見てみた。

東京ヴェルディ株式会社
代表取締役　羽生　英之

第27期 決算公告
当期純利益：61万円
利益剰余金：▲4億8,722万円

アカツキがヴェルディ主要株主に

ゲーム開発のアカツキは20日、東京ヴェルディの主要株主になったと発表しました。既存株主からの株式譲渡により株式を取得し、関連会社にしました。大口の株を取得し、有力な株主にもなることも決定です。出資比率は非公表で、出資額は数億円程度のようです。
アカツキから人員を派遣し、ノウハウを提供するようです。

ヴェルディの胸の部分にアカツキの名前が入る

アカツキは2018年から東京ヴェルディとコーポレートパートナー契約を結んでおり、
19～21年のシーズンでもコーポレートパートナー契約を結ぶ。東京ヴェルディのユニホームの胸の部分にアカツキの名前が入ります。

ヴェルディの輝かしい歴史

東京ヴェルディは歴史のあるチームとして海外でも認知度が高く、アカツキのブランディングにもいきそうです。
ヴェルディは今季Ｊ１復帰まであと一歩と迫った名門チームです。
サッカー以外にバレーボールチームを運営しているほか、ビーチバレーや野球にも参入を表明するなど幅広いスポーツに接点を持つチームです。
総合型スポーツクラブとして発展していくことが期待できます。

アカツキはゲームに限らず様々なエンターテインメント事業を手がけてきた。ゲーム対戦競技「eスポーツ」のプロリーグも運営している。具体的な取り組みは今後詰めるが、観客などのデータを分析し、ゲーム運営のノウハウを使って広告を出すタイミングやファンを楽しませる施策を検討する。アカツキが経営参画することで東京ヴェルディに触れる機会を増やし、新たなファンの獲得を目指す。

アカツキの会社情報

会社名
株式会社アカツキ
設立
2010年6月
代表者
塩田元規
決算期
3月
直近業績
売上高115億円（前の期比93.9％増）、営業利益47億円（同121.3％増）、経常利益46億円（同133.1％増）、最終利益32億円（同195.9％増）（2017年3月期）
上場区分
東証一部
証券コード
3932

スマートフォン向けソーシャルゲームを提供。『サウザンドメモリーズ』や『テイルズ オブ リンク』『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』『アイドルマスター SideM LIVE ON ST@GE！』で有名。

【役員】
共同創業者代表取締役　CEO　塩田元規
共同創業者取締役　COO　香田哲朗
取締役　小川智也
社外取締役　勝屋久
執行役員　横井明文
常勤監査役　石倉壱彦
社外監査役　小泉文明
社外監査役　片山英二

【事業内容】
スマートフォンサービスの企画開発
ソーシャルアプリの企画開発